過去の成長銘柄(3)

過去の成長銘柄(3)

こんにちは! Nです。

前回に続いて、成長株の値上がり期待についてです。

最近、株価の上昇も話題になっている会社。

ニトリ

ニトリ。リーズナブルな家具の取扱いで、やはり私達くらいの世代の強い味方ではないでしょうか。

証券会社は寮生活なので、寮を出た後の一人暮らしのときなど、家具を買い揃えるのにかなり使ってました。

いつも個人的な体験の感覚がベースで申し訳ないのですが、私が証券会社を辞めて寮を出たのが、2012年。当時は関東では辺鄙なところにしか店舗がなく、覚悟を決めないとなかなか行けないところでした。

ちなみに、以前は北海道に住んでいたこともあり、ニトリの商品自体は知っていたので、長いこと電車に揺られて買い物に行ってました。(北海道はニトリ創業の地で、店舗数が多いです。)

それが最近では、銀座店を始めとして、新宿、渋谷とターミナル駅にも出店しており、店舗数も右肩上がりに増加しています。

引用元:ニトリ|2017年2月期 決算説明会資料


これに伴って、売上もこんな感じ。

引用元:ニトリ|2017年2月期 決算説明会資料


ここ5年くらいはずっと10%前後の成長をし続けていますね。

ニトリがある前は?

ニトリがある前はみんなどこで家具を買っていたのでしょうか。

大塚家具?・・・ちょっとお値段高めでしょうか。

島忠みたいなホームセンターみたいなところ?・・・

今日、島忠のサイトをみたら、会社ロゴも変わっていて、ややニトリに寄せてきてますかね。。値段がする割には商品デザインはまだ古いイメージでした。

あとは・・IKEA(イケア)!

IKEAはニトリの少し前くらいから使われ始めたでしょうか。デザインはオシャレなのですが、北欧のサービスから始まっていて、日本の狭い家に適さない商品の印象です。

そんな中、「誰もが気軽に買える価格設定と、高い品質・機能を両立させる」商品として、ニトリの商品は打ち出されており、必要とされて拡大している企業なのかなと感じます。

個人的な体験として、転職活動時にニトリの会社説明会を行ったことがあって、リーズナブルな商品を生み出すための工夫として、原材料の調達、商品製造、物流の為の海外との連携の話などを聞きました。

その日々の努力、工夫が今の商品に活かされているんだなと感じます。

株価の推移はこんな感じ。

引用元:ヤフーファイナンス


5年前、2012年9月末時点の株価3,625円に対して、2017年9月の昨日時点で16,090円。約5年間で4.4倍です。

ただ、やはり現在の株価16,000円、PER26倍で、さらにここからは手は出しづらいですね。

店舗を増やしていく分、売上、利益共に増加していくと思いますが、どこまで伸びるのでしょうか。

今後の見通し

会社としては、国内での店舗数拡大を図りつつ、中国を中心とした海外展開による店舗の拡大、オフィスやホテル用の家具を提供する法人事業による拡大を図るようです。

個人的には、海外に展開するよりもオフィス等の法人事業の方が期待値は大きいのではないかと思います。

やはり海外の方の商品に対する感覚は、日本人とは異なると思いますし、日本で上手くいっている商品はまず国内で拡大したほうが成長スピードは速いように思います。

前々回に取り上げたコンビニも出店地域が絞られる中、海外への展開は行いつつも、実際は商業施設やオフィスビル内の店舗出店による拡大が大きかったですよね。

コンビニの例からいけば、オフィス領域の拡大余地はまだまだ大きいのかもしれません。

まだ該当セグメント毎の売上等は示されていませんが、今後どんな展開を行っていくのか楽しみです。

まとめ

✔ 店舗数の増加に伴って、売上、利益、株価共に大きく増加している

✔ リーズナブルな商品を生み出す為、様々な努力、工夫がなされている

✔ ニトリが「私の履歴書」のジンクスを破る企業になってるかも!

スポンサーリンク

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする