毎月分配投信、資金流出へ
こんにちは！ Ｎです。
直近取り上げている分配型投信について、先日の日経新聞１面でこんな記事が出ていました。
先日の日経新聞の１面
日経新聞 12月4日付 「毎月分配投信、資金流出へ」 →該当記事
分配型投信からの資金流出が続いているようです。
運用成果の分配金を毎月払い出す「毎月分配型投信」が苦戦している。2017年は17年ぶりに資金流出となりそうだ。
毎月分配型は今年1～10月に6,252億円の流出超だった。
これまで取り上げた米国REIT投信、ハイイールド債券投信なども解約が進んでいるものと思われます。
直近のフィデリティ２投信の分配金引き下げも、解約に拍車をかけていそうですね。「フィデリティ・ＵＳリート」の分配金引き下げについては、記事内でも触れられていました。
解約後の資金はどうしてるの？
解約後の資金は「年１回決算型」、「株式投信」にシフトしてきており、「野村インド株投資」なども資金を集めているようです。
解約後の資金は、どのように運用するのが良いのでしょうか。
分配型投信は債券、REITへの投資が中心ですから、かなりまとまった金額を保有している方も多いと思います。それをそのまま株式投信、特に新興国の株式投信にシフトさせるのは、急にリスクを大きくしてしまう気がします。
また、分配型投信の保有者の中には、毎月の分配金自体を受け取りたいという方もいると思います。
このあたりの選択肢も別途検討していければと思います。
今日は短いですがここまで！
まとめ
✔ ついに分配型投信から資金が流出し始めている
✔ 資金は「年１回決算型」、「株式投信」にシフトする傾向
✔ 必ずしも「分配型投信自体が悪いわけではないのでは？」とも思う
