日本株買い始めた日本人

日本株買い始めた日本人

こんにちは! Nです。

本日も日経新聞の記事からの話題です。

日本株買い始めた日本人

12月20日付 日経新聞 「日本株買い始めた日本人」 →該当記事

11月の個人の株購入額は約4年ぶりの水準を記録し、少額投資非課税制度(NISA)を使った積立投資も4,000億円を突破した。若い世代が日本株を買わない日本人の投資行動を変え始めた。

この記事で始めて知ったんですが、1990年始めのバブル崩壊以降、日本人はずっと株を売り越してたんですね。

確かにいつまでも上がらない株価を見ていれば、損のないところで手放してしまおうという考えも理解できます。


ただ、それが投資家の世代交代によって、変動が起きているようです。

日経平均の算出が始まったのは1950年。今の株価水準なら、連動する投資信託を毎月一定額買った場合、過去のどの時点で投資を始めても含み益が出る。

上記の通り、いつ始めていても儲かっている状態に現在の株価はあり、少なくとも今の若い世代の投資家はその感覚があるということだと思います。

過去の記事でも・・

以前の記事にもあった通り、2015年以降は預金に対して日本株が優位な状況になっています。

つまり、若い世代の方が経験している期間の差からもその感覚が強い為、「値上がりが期待できる日本株」に先行して動き出しているということだと思います。

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またビットコインの価格推移を見ても分かる通り、現在は金余りの状態です。

下記の記事でも触れましたが、ビットコインの価格が落ち着く一方で、更なる日本株の上昇を見せられたとするとどうなるでしょうか。

元々「値上がりが期待できるものにはお金を出す」日本人ですから、その資金流入によるもう二段、三段上の株価上昇を起こす可能性もあると思います。

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さらに日経の記事にはこんな見方も紹介されていました。

「米国は個人が株高で資産効果を得るため景気の好循環をつくりやすい」

こうなると日本株も株価上昇をきっかけとした好循環が始まり、バブル期のような株価の上昇もありえるのではないでしょうか。

本当に上がるの?

すみません。少し舞い上がってしまいましたが、実際どこまで今の環境が続くのかは分かりません。

ただ、来年から始まる「つみたてNISA」や、「ワンタップバイ」などの少額取引を売りにしたサービスも若い世代の方向けのものとなっており、新たな資金流入の後押しとなりそうです。

※「つみたてNISA」などによる資金流入の影響は、別途確認もしてみたいと思います。

来年は、もしかしたらこれまでとは少し考え方を変えて、株式市場と向き合わなければいけない年になるかもしれませんね。

まとめ

✔ 若い世代は日本株を買い始めている

✔ 株高は資産効果による景気の好循環をつくりやすい

✔ 来年の株式市場は期待できるかも!?

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