2月13日はNISAの日!
こんにちは! Nです。
2月13日はNISA(ニーサ)の日!、、らしいです。
10月4日の投資の日に続いて、いつの間にか設定されてたんですね。当日の日経新聞では、中面で証券、銀行各社のカラー広告がたくさん出てました。
株式投資で資産形成を行う上で、この非課税制度を使わない手はないと思うので、この機会に制度のおさらいをしてみます。
NISA(ニーサ)制度の概要
NISA(ニーサ)は、少額投資非課税制度の愛称で、一定範囲の投資枠から得られた利益・分配金・配当金等が一定期間非課税となる制度です。
今年からNISA、積み立てNISAの選択ができるようになり、各制度の概要は下記です。
NISA
対象者 :20歳以上の日本在住者
非課税投資枠 :120万円/年
非課税期間 :最長5年間
口座開設期間 :2023年まで
対象商品 :上場株式、投資信託等
ロールオーバー:可
金融機関の変更:可
積み立てNISA
対象者 :20歳以上の日本在住者
非課税投資枠 :40万円/年
非課税期間 :最長20年間
口座開設期間 :2037年まで
対象商品 :投資信託等(※対象投信の定期買付けのみ)
ロールオーバー:不可
金融機関の変更:可
NISA枠で買付けた商品から得た利益は非課税となりますので、基本的には積極的に利用した方が良い制度です。
注意事項とデメリット
ただし、下記の点には注意が必要です。
口座開設できる金融機関は1つだけ
NISA口座を開設できる金融機関は1つだけです。なので、買いたい商品を取扱っている金融機関で開設しないと有効に利用できません。
例えば、特定の投資信託を買う予定だったのに、預金口座のある銀行でNISA口座を開いてしまい、その銀行では目的の投信を取り扱っていなかったとかはありそうですね。
NISA枠の利用は一度のみ
NISA枠の利用ができるのは一度のみです。一度買付けすると、買付けた商品を売却しても、その金額分の枠を再度利用することはできません。
非課税制度では「マル優、マル特」などがあり、同制度では非課税枠を何度も利用することができますが、NISA制度では勝手が異なります。
ですので、同制度の利用には、短期間の売買ではなく、一定の期間で相応の利益が期待できる商品を選択することになりそうです。
また、NISA制度には注意すべきデメリットもあります。
他の売買益との損益通算不可
NISA口座で買付けた商品の取引結果がマイナスでも、他の売買益との損益通算ができません。
通常、取引結果がマイナスだった場合には、他の売買益と損益通算を行い、売買益にかかっていた税金を取り戻すことができます。
また年間の取引結果がマイナスだったとしても、3年間繰り越して損益通算することができるのですが、NISA口座の取引はその対象になりません。
そして、仮にNISA口座でマイナスのまま非課税期間の5年を迎えてしまった場合には、その時の時価で評価替えをしなくてはなりません。
つまり、NISA口座で100万円で買った株が5年後に60万円になってしまったとしたら、その60万円を取得価格として通常の口座で保有することになります。
その後、元の100万円に価格が戻って売却できたとしても、差額の40万円が利益とみなされ課税の対象になります。。
何を買うのが良いの?
では、このNISA口座では何の商品を買うのが良いのでしょうか。
最近の流行(?)なのか、積み立てNISAの開始に合わせてか、インデックス投信の積み立て投資の手法を目にする機会が多くなった気がします。
確かに投資初心者の方には取組みやすい手法かもしれません。
最近、同手法の本も読みましたので、次回はそのあたりもまとめてみたいと思います。
まとめ
✔ 2月13日はNISAの日!
✔ 非課税制度なので積極的に活用したい
✔ 損益通算ができない点は注意が必要